お悩み別事例
債務超過で会社が存続の危機に瀕している
かねてよりご縁のあった介護・福祉業界の企業様より、従業員メンタルサポートのご依頼をいただいた。実態調査を重ねる中で債務超過の実態が明らかになり、財務改善にも取り組むことになった。
ご支援の成果
支援から3年後、見事に債務超過の解消に成功した。その過程で、課題のひとつでもあった離職者数も90%減少し、現場も生き生きとした活気を取り戻すことができた。
- 業種
- 介護・福祉業
- 従業員規模
- 50人~100人
- 取り組み概要
-
- 債務超過解消に向けた計画
- 管理者ヒヤリング・従業員への数字教育
- 理念浸透サポート
お悩みごとの詳細
債務超過に陥るも、財務に疎く改善計画がたてられない。
かねてお付き合いのあるクライアント様にヒアリングを重ねるうち、債務超過に陥っている実態が明らかになりました。社長は「今月の支払いをどうするか」考えるだけで頭が一杯になっており、長期的な再建計画の立案に着手できておりませんでした。
具体的には、既存の金融機関に返済する為に、別の金融機関から急いで借り入れをしている状態だったのです。結果、毎月の支払金額は増え続け、財務をさらに圧迫するという悪循環に陥っていました。
高い離職率を背景として採用コストもかさんでおり、売上低迷とあわせて、財務的な重荷となっていました。
それにもかかわらず、社長自身が決算書を理解できていなかった為、改善に向けた正しい計画が立てられないという状況でした。
取り組みの詳細
企業理念と経営計画を作成。「目指すべき方向」を社員に示す。
まずは社長に対し「自社の理念と目指すべき未来」をヒヤリング。「決算書の読み方」のレクチャーを実施。現状把握と問題の抽出し、会社を存続するための5カ年の債務超過解消計画を作成しました。具体的には年間の必要利益から逆算し、年間の目標売上げを算出、月から日へと各事業所の売上目標に落とし込みました。
身近な協力者であるリーダーに対しては、まずは会社の財務状況を理解してもらうための会議を設定。同時に「数字に対する意識」や「改善するための方法」など考える力を養ってもらいました。
また従業員ひとりひとりに向けた「理念の発信」も積極的おこなうことで経営参加への意識が高まりました。
成果の詳細
計画より1年前倒しで債務超過を解消を実現。
支援の結果、当初の計画より1年前倒しで債務超過を解消することに成功しました。
まずは売上の重要性を理解したリーダーは、事業所ごとに設定された目標数値を達成しようと、現場を積極的に纏めた結果、売上を上げるためのアイデアが多く生まれるようになったのです。
また他社にはない自社の強みを従業員自身が見つけ自信をもって外部に発信するようになったことなど、各事業所の工夫によって利益が大きく増加しました。
業績の改善に伴って現場の雰囲気も明るくなり、離職率が大きく低下。これが採用コストの削減に繋がり、結果として債務超過の解消にも寄与しました。